ベイトフィネスの有効性の内容の中にコストパフォーマンスという機材の特性を検証する為に、アルデバランとの比較を行う準備をしています。
用意したのは、ALDEBARAN MG7
ZPIのテクノフォーミュラースプールと一目瞭然で違うスプールの溝の深さ
32mm径のマグナムライトスプール
軸径が細いので、同じラインを巻いても糸グセが、きつくなりそうな事はラインを巻く以前に理解ができます。
ただし、今回はフィネス使用の為ラインも太ラインではなく細ライン
実際にどれだけの影響があるのかはテストしなければ判りませんね。
また、フィールドでブレーキ調整をシビアに行えるように、遠心ブレーキのブレーキブロックを標準x4、大x2にしておきました。
そしてラインはBFCキットを組み込んだメタマグ7と同様にFCスナイパーの7lbを約35m下巻無しに巻いた。
同じライン、同じポンド数でもこれだけスプールの溝が余っています。
ラインを巻いた後に感じたのですが、メカニカルブレーキをかなり緩めないとスプールの抵抗を感じラインを手で送りだしてやらないとスプールは回転しない。 逆に、メカニカルブレーキを緩めすぎるとスプールが回転しすぎ、既にラインがフワッと膨らんでしまう。
マグネットブレーキのように一定にブレーキをかけている状態ではなく遠心ブレーキはある程度のスピードでスプールが回転しなければブレーキがかからないのでスプールに抵抗がなく、少しの回転でもバックラッシュに近い状態になってしまう。
巻かえた新しいラインなら更にスプールに馴染んでいないのでよりこの現象は起きやすい。
この、遠心ブレーキとマグネットブレーキとの違いが、キャスト時のスプール回転の初速とルアーが着水するタイミング(スプールの回転が止まる)での効果にすごく興味がある。
あと、ほんとうはBFCキットを組み込んだメタマグに使用するEGヘラクレス エアレギウスをもう1本容易して同じロッドでキャストしたいのだが、その余裕はないので今回このアルデバランはシマノ FD-TS 168MPFで試してみようと思う。
ミディアムアクションのロッドですが、ティップがとても入りやすい超ファーストテーパーのロッドでエアレギウスとはアクションが全く違いますが、かなり使い込んでいるのでフィーリングは感じ取れるように思っています。
さて、準備はこの辺で実地テストのレポートを次回に投稿したいと思っています。
2012.5.5 追記
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