2011/01/07

ベイトフィネスの有効性

今更ですが、
最近、とても気になるベイトフィネス

以前、琵琶湖でOFFICE ZPIのBFCキットを組み込んだメタニュームマグ(メタマグ)に触れる機会があった。
この時、メタマグDCとそのキャストフィーリングを比較させてもらったのだが、この時のリグがイマカツのJAVA SHAD。シンカーは確か3.5gか5.0gぐらいだったように記憶している。
元々、高比重なワーム
ノーシンカーでもキャスト可能なワームが付いていたので、オーバーヘッドキャストをしてもバックラッシュの危険を感じることはなかった。
確かに、DCのフィーリングとZPI BFCキットではキャストフィールは違うが、
サミングの必要性の観点だけで話を進めると、特価で購入しても2万円を超えるメタマグにBFCキットを組み込むことでメタマグDCの実売価格とほとんど同価格になる。
常日頃、必要性を感じる物や繋がりのある人の薦める商品等は購入するのだが、この時はベイトフィネスというものに興味がわかず必要性も感じなかった。
逆にメタマグDCで充分だと言う感覚を得たぐらいであった。

その後、釣りビジョンの番組ロケに同行した2日間のロケ終了後にTOP50江口プロのタックルを触る機会があり、KTF Revo Eliteのベイトフィネス(販売しているものであるかは判りません)を試し投げしてみた。
キャストする前にスプールを確認したのだが、それは左右にかなり大きく動き
その時、感じたのは「こんなにガタガタでいいの?」だった。
ピッチングでキャストができるような場所では無かったのでオーバーヘッドキャストをするとバックラッシュしてしまい治すこともできない状態になってしまった。
琵琶湖で試した時と本当に真逆の結果となった。
江口君には、ラインを巻変えてもらうように謝り、
何故、あれだけガタガタと左右に動くスプール、キャストしてフィーリングどころかバックラッシュしてしまった、あのリールをワンキャストに集中しミスは許されないトップカテゴリープロが使用しているのか?あれならDCのほうがキャストできる、そんな疑問が頭に残った。

軽いものをキャストするだけなら
スピニングに分が有ることは確か、
所謂、フィネスの釣りにはスピニングが基本という観点は言うまでもない。
琵琶湖で釣りをしているとスピニングで太いラインを使いたいと思う事は良くある。
それは、池原ダムで3lbでとる50upと琵琶湖のそれとは環境が違いすぎるからだ。
もちろん、池原でも立ち木やオダなど巻かれると30upでさえ獲ることのできないシチュエーションはあるが、琵琶湖のウィードは夏になればほぼ南湖全域がウィードの地獄となる。
ドラグを緩め、バスの体力がなくなるまで走らすような駆け引きは琵琶湖の夏では不可能なのだ。
スピニングに太いラインを巻きたいと書いたが、発想を変えればベイトで軽いものをキャストしたいになる。
ブログを読んでくれている方の中には当然の内容だと言われる事は判っているのですが、
コストパフォーマンスを含めた観点から考えて本当に必要なのか、このベイトフィネスキットを購入してどれだけのメリットがあるのか、そして、導入することでメリットがあったのかを検証したい為に、この記事を書いているので自分自身で答えを持たれている方には面白くない内容かと思いますのでお許しください。


話が逸れましたが、
琵琶湖で試したBFCキットのことを完全に頭の中でリセットして、
先日、ZPI BFCキットを購入し、メタマグ7に組み込んだ。


赤いテクノフォーミュラマグスプール
フィネスリングが何故必要なのか理解できないのですが、
問題なくアッセンブルすることができています。






2011.1.4の初釣行
琵琶湖で初めて使用してみたのですが、マグネットのセッティングは4のままで使用した。
ラインはフロロの7ポンドを約35m巻いてあります。
この釣行でBFCにセットしたロッドは、EGヘラクレス エアレギウス


66MLでベストマッチだと思っています。
琵琶湖なので、目視できるカバーやストラクチャーに対してキャストするということは皆無なのでオーバーヘッドキャストでキャストしたいところですが、
あえて、湖面に対して想像してピッチングでキャストするテストを繰り返してきました。
初めて使用するので、やや重ためからZAPPUのマスタングヘッド1.8gにJAVA SHAD 3.5inch


メカニカルブレーキも、やや強めで使用。
全くスムースにキャストできます。 左右のガタはありません。
それよりも驚いたのは、キャスト後ゆっくりではあるがスプールが回転しラインを送り出していました。
早く、フォールさせたいのであれば、ラインを手でスプールから引っぱり出し送ってやらなければならないのは当然ですが、1.8g+ワームのウエイトでスプールからラインが出て行っているのです。
カバーの多いフィールドで、よりフィネスに近づきたい。
しかし、スピニングではキャスト精度も損なわれラインのポンド数も上げる事ができないような状況。
トーナメントならば、より必要性を感じるアドバンテージ
それを、このベイトフィネスというシステムでよりバスに近づくことのできる可能性を感じる事ができる。

先ほど、書き忘れましたが
オーバーヘッドキャストしてもバックラッシュは一切しませんでした。
セッティングを出すよりも、今回はこの新しいシステムに慣れるために、
他のリグは一切使用せず、このリグだけでいろんなキャストを試しました。
釣りに行ったのでバスを釣りたいという気持ちもあったんですが、
その辺は、別にクランクを巻倒してきてるのでストレスは残っていません。

2月の中旬頃からは、岡山県旭川ダムに練習に行く事が増えるのでさらにセッティングを煮詰め、このベイトフィネスの有効性を記事にしていきたいと思う。

そして、約2万円の追加出費の必要性も解明して行きたいので、近くアルデバラン7に同じフロロ7lbを巻いて同じリグでどれぐらいの違いがあるのかを試してみたいと思っています。
アルデバラン7は手持ちがあるのですが、EGヘラクレス エアレギウスは1本しかないのでテストするために別に1本出費するのは痛い気がしてるのでロッドは他のものを使うかも知れませんけどね。

この、ベイトフィネスの有効性という記事は随時投稿して行きますので、
興味の有る方は時々、このブログを覗きにきてくださいね。

では、

Enjoy the Fishing !

<おことわり>
このブログの掲載内容は、私自身の見解であり、何者にも影響、意見を意図したものではありません。



2012.5.5 追記
ブログ変更しています。 →新しいブログ


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