2011/05/17

夢屋 BFSスプール使用インプレ

ベイトフィネスについて、
実際に購入して使用インプレを行っていますが、
今回は実釣してきたので、
シマノ 夢屋 BFSスプールをアルデバランに付けての感想を書きます。
実釣と言っても実際はバスには逢えませんでしたが・・・


問題の夢屋BFSスプールです。

問題のと書くと何か問題があるのかと思われてしましますね。

以前の記事、

ベイトフィネス関連←リンク

にも、書いていますが
この、夢屋BFSスプールを購入前には、
ZPI BFCキットを使用しています。

購入時には、その商品を購入するにあたり
各個人に違いがありますが、いくつかのポイントがあると思います。

例えば、

1−価格
2−性能
3−メーカー(好みや信頼度)
4−カラー
5−デザイン

などでしょうか、

社外品を取り付ければ
その時点でメーカー保証は消滅してしまいますが、
スプールはメーカーへもし修理依頼することがあれば純正へ戻し
送れば良いのでこの保証関係は除きます。
実際、サードパーティーの説明書に、
純正へ戻してメーカーに送るように書かれているものもありますしね。

下記は自分の比較です。


まず、
価格については、ZPIの約半値以下で買えてしまうマグネシウムスプールということで
夢屋に軍配が上がりました。 ポイントも価格と同比です。

性能については、
あくまでも自分の見解ですが、
スムースな使い心地で言えば圧倒的にZPI BFCが好きです。
マグネットブレーキである為だと思いますが、キャスト時に程よい抵抗を感じます。
スプールが回りにくい感覚です。 これは、感覚でありキャストすればスムースにラインが放出されます。
それに対し、夢屋のスプールは回りやすそうな感覚があります。もちろんキャスト時もラインはスムースに放出されるのですが、
ただし、オートマチックではないです。
例えば、ZPIの場合メカニカルを有る程度強目に設定してやればサミングしなくてもバックラッシュしません。
夢屋は、サミングしなければバックラッシュします。
この差はかなり大きいと思います。
スプールの回転するという感覚は飛距離に比例しそうですが、
飛距離はほとんど変わりません。
また、
ロッドを振り子のように使いキャストした時などはさらに操作性の違いを感じます。
先日の旭川のフル満水でカバーがほとんど陸生植物でボートを木に突き刺してのキャストなど、
以前に書いた琵琶湖のようなオープンウォーターでなく、ロッドを充分に振り切ることなどができない場合など
大きな差を感じました。
また、オーバーハングなどに対しスキッピングで入れたいとき、
軽いルアーにも関わらず、ZPIの場合はイージーにスキップさせることができますが、同じ感覚で夢屋を使用した場合、
僕は右手でキャストをしますが思った方向よりやや左の方向にルアーが飛びます。
ZPIと夢屋を併用するとキャストの感覚を常に修正しなければベストなキャストができませんでした。
ルアーは、イマカツのアベラバ2.3gを使用。
もちろん、皆さんとはキャスト精度の腕が落ちると思いますのであくまでも個人の感想です。
キャストと言う点だけで言えばZPIに5点を付けたいのですが、夢屋の説明書にも書いてある細いラインを使用した場合に、
スプールとボディの間にラインが挟まるという現象が夢屋では全く起こりませんでしたが、ZPIはフィネスリングとスプールの間にラインが挟まることが度々ありました。
使用ラインはフロロ7lb。
これは実に不快です。どのタイミングでラインが挟まるのか判りませんが、
フィネスリングの無いBFCスプールを使ってみたいぐらいです。

メーカーについては、
単純にサードパーティーかオリジナルかの差だけです。

カラーはやはり、カスタムしてるぞ!と、魅せることもできるレッドのほうが好みです。

デザインは、
あれだけの軽量でありマグネシウムということなので
両者ともに特別な加工もないので差は無し。


合計ポイントは同点ですが、

価格性能なら夢屋

ベイトフィネス用としての性能重視ならZPIという結果でしょうか?

これは、実に面白くない結果です。

想像できた結果だったから、
これなら、正直言って夢屋のスプールを買った意味がないです。
純正のアルデバランに溝はかなり余りますが、フロロを50m巻いて使うのと然程大きな差を感じれなかった
という答えに満足できません。
価格の差と言うより、遠心とマグネットの差のような気もします。
これで、ダイワのPX68 SPRを購入することは無くなりました。

マグネット好きのように感じる方もいると思いますが、
もともとはシマノのユーザーですから遠心派です。

いずれにしても、
満足できない部分があると言う事は、
まだまだ進化する伸びしろがあると言う事ですね。

今回は使用時間も少ないので書きませんでしたが、
もう一つ大きな耐久性という点もあるかと思います。 しばらくは、2台をこのまま使用を続けて
トラブルが無いかを検証して報告をまたの機会にしたいと思います。

最後まで読んで頂きまして

ありがとうございます。


2012.5.5 追記
ブログ変更しています。 →新しいブログ



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